クリスマスオーナメントに隠された意味

クリスマスシーズンになると家庭や公共の場でよく見かけるクリスマスツリー
キラキラしたイルミネーションや可愛らしいオーナメントに包まれたクリスマスツリーは見る人の心をワクワクさせますよね。

そんなクリスマスツリーに飾られたオーナメントには一つ一つに深い意味や象徴が隠されているのをご存知ですか?

本記事では、そんなクリスマスオーナメントが象徴する願いや想いを詳しく解説します。

いつもの飾り付けが、さらに特別なものに感じられることでしょう。

目次

・クリスマスツリーの意味
・クリスマスカラーの意味
・星の意味
・オーナメントボールの意味
・靴下の意味
・キャンディケインの意味
・ベルの意味
・イルミネーションの意味
・天使の意味
・松ぼっくりの意味
・ジンジャークッキーの意味
・鳥の意味
・雪結晶の意味
・花の意味
・まとめ

・クリスマスツリーの意味

クリスマスの語源はChrist(キリスト)+mas(ミサ:礼拝)という意味です。
そのためクリスマスツリーもキリストと関係があるのかと思いきや実はクリスマスツリーとキリストはほぼ無関係にあったのです。

諸説はありますが、クリスマスツリーの由来は北欧にいた古代ゲルマン民族の「ユール」と呼ばれた冬至に行われるお祭りに使われていた樫の木であったと言われています。
樫の木は冬でも葉を枯らさずにいることから「永遠の象徴」と崇拝されていました。
これがクリスマスツリーの始まりの説であると言われています。

・クリスマスカラーの意味

赤×緑×白の組み合わせを見れば「あ、クリスマスカラーだ」と思う人が多いのではないでしょうか?

実はこの色にもちゃんと意味があります

:イエス・キリストが十字架で流した血、神の愛

:永遠の命、生命力

:純潔

以上の意味が込められています。

星の意味

必ずと言っていいほどツリーのてっぺんに飾られている星を「トップスター」といいます。

東方の三博士にイエス・キリストの誕生を知らせたと呼ばれる「ベルレヘムの星」を表していると言われています。

オーナメントボールの意味

赤や白、金などで作られたオーナメントボールはアダムとイブが口にした「禁断の果実」を表しています。

今はプラスチックや金属メッキで作られたものが多いですが、昔は本物のりんごを使って飾っていたそうです。

靴下の意味

靴下は聖ニコラウスの逸話が由来になっています。
貧しい家の子供を助けようと真夜中に金貨を投げ込んでいました。するとたまたま暖炉の近くにあった靴下に入ったことから靴下にプレゼントを入れる習慣が生まれたと言われています。

キャンディケインの意味

杖の形をしたキャンディが飾られているのもよく見かけますよね。

このオーナメントには様々な説があります。

・「羊飼いが羊を導く杖」を表しており、キリストが人々を導いてくれるという象徴
・古代ゲルマン民族の冬至に行われていたお祭り「ユール」では食べ物を樫の木に捧げていたためその名残でクリスマスツリーにもお菓子を飾っている
・キャンディの硬さが強い信仰心を表している
・キャンディを逆さまにするとJesus(ジーザス)イエスの頭文字に見える

このように色んな説が存在します。
皆さんはどの説が信ぴょう性があると思いますか?

ベルの意味

イエス・キリストの誕生を知らせた音がベルの音だったことから「喜び」の象徴とされています。

イルミネーションの意味

宗教家のマルティン・ルターがロウソクを星に見立ててツリーに飾ったことがイルミネーションの由来と言われています。

他にも「世を光で照らす灯り」と称されたキリスト自身を表しているとも言われています。

天使の意味

天使のオーナメントは聖母マリアがイエス・キリストを身ごもった際、受胎告知した天使「ガブリエル」を意味しています。

イギリスなどの一部地域では、てっぺんに星を飾る代わりに天使を飾る国もあります。

松ぼっくりの意味

豊作繁栄の願いが込められています

ジンジャークッキー(ジンジャーブレッドマン)の意味

16世紀ごろ、当時大流行したペストの予防に生姜が良いことを知ったイギリスのヘンリー8世が国民に薦めました。

その国民がヘンリー8世を模したクッキーを焼いたのがジンジャークッキーの始まりと言われています。

鳥の意味

地域によっては鳩、クジャク、フクロウなどの鳥類が飾られているところもあります。

鳩(キジバト):平和の象徴
クジャク:復活の象徴
フクロウ:知性の象徴

まとめ

クリスマスオーナメントに隠された意味について紹介させていただきました。

今までなけげなく見ていたクリスマスツリーがこれからはまた違った見え方ができるのではないでしょうか?
一つ一つにきちんと意味や人々の願いが込められていると思うとクリスマスは昔から特別なものなのだなと改めて実感できますよね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

執筆者:admin