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前回に引き続いて世界のクリスマス料理の後編を紹介していきます。
前編をご覧になりたい方はこちらから
今回もとても興味深い料理が盛り沢山のため、好きな国や好きな料理に注目しながらご覧ください!
目次
・ドイツ
・フィンランド
・ポルトガル
・スペイン
・スウェーデン
ドイツ
ドイツのクリスマスの伝統お菓子と言えば「シュトーレン」
最近では日本でもクリスマスの時期になると見かけることが多いのではないでしょうか?
バターが染み込んだ生地はしっとりとした食感で中にはドライフルーツやナッツ、スパイスなどが入っており、表面には粉砂糖がまぶされたドイツ発祥のパン菓子です。
ドイツでシュトーレンはその日に全て食べてしまうのではなくアドベント期間にクリスマスを待ち侘びるように毎日1切れずつ食べることが習慣になっています。
そのため日持ちするように作られていて、中に含まれるドライフルーツなどが生地に染み込んで味の変化を楽しむこともできます。
お店によって味や中に含まれるドライフルーツが異なるので色々な種類のシュトーレンを食べ比べしてみるのもいいですね!
フィンランド
引用元:dressing
「ヨウルトルットゥ」はフィンランド語でクリスマスのタルトという意味です。
まさにフィンランドにとってクリスマスには欠かせない食べ物です。
パイ生地にジャムを乗せて、風車のように包んでオーブンで焼いたお菓子です。
作り方も簡単でお子さんも一緒に挑戦できるお菓子が作れます!
ジャムはブルーベリージャムがフィンランドでは定番ですが、アプリコットジャムやイチゴジャムなどお好みのジャムを乗せて楽しむこともできます。
ポルトガル
引用元:レシピブログ
「ボーロ・レイ」はポルトガルの伝統的なケーキであり日本では王様のケーキと呼ばれています。
クリスマスから1月6日にかけて食べられるポルトガルの食卓に並びます。
リング状の形をしており、中にはドライフルーツが入っていて、表面にはフルーツやナッツなどでデコレーションをしてカラフルで華やかな見た目です。
伝統的に小さなおもちゃと豆が中に隠されていることがあり、切り分けた時におもちゃが入っていた人には幸運が訪れ、豆が入っていた人は次の年のボーロレイを買う役目を負うという風習があります。
スペイン
「ポルボロン」は幸せを呼ぶお菓子とも言われるスペインのアンダルシア地方発祥のお菓子です。
見た目がシンプルなクッキーに見えますが、このお菓子の特徴は口の中に入れるとすぐにほろほろと崩れて溶けてしまう食感が特徴です。
またほろほろと崩れてしまう特徴から口に入れて溶けて崩れてしまう前にポルボロンと3回唱えると幸運が訪れるという言い伝えがあります。
スウェーデン
星型やハート型、人型など様々に型取られた可愛らしい「ジャンジークッキー」はクリスマスでよく食べられるスウェーデンの伝統的なお菓子の1つです。
人型のジンジャークッキーは皆さんも1度は見たことがあるのではないでしょうか?
甘さは控えめで香り高いスパイスが含まれているため独特のピリッとした風味を感じられます。
そのためブルーチーズやクリームチーズと一緒に食べられることが多いです。
まとめ
後編ではスイーツを中心にご紹介しましたが、見慣れたものから、日本ではまだあまり知られていないスイーツまで、さまざまな食べ物があることがお分かりいただけたかと思います。
今年のクリスマスには、世界のクリスマス料理やスイーツを1つ取り入れてみるだけで、いつもと違った特別な日を過ごせるかもしれません。
皆様のクリスマスが素敵なひとときとなりますよう心より願っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。