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あなたも子供の頃に1度は「サンタさんって何者?」「サンタさんって本当にいるの?」などのような疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。
今回はそんなサンタクロースにまつわる素敵なお話があるので紹介していこうと思います。
目次
・120年以上語り継がれているニューヨーク・サン新聞の社説に掲載されたお話
・ソリを引いているトナカイには名前がある!?
・まとめ
120年以上語り継がれているニューヨーク・サン新聞の社説に掲載されたお話
きっかけはニューヨーク・サン新聞にヴァージニア・オハンロンという8歳の女の子から届いた1通の質問の手紙から始まります。
内容はこのように書かれていました。
「こんにちは、しんぶんのおじさん。
わたしは八さいのおんなのこです。じつは、ともだちがサンタクロースはいないというのです。パパは、わからないことがあったら、サンしんぶん、というので、ほんとうのことをおしえてください。サンタクロースはいるのですか?」
あなたは子供からこのような質問をされたらどのように答えますか?
きっと多くの方は悩まれる質問なのではないでしょうか?
ニューヨーク・サン新聞はどのように返事を出したのか気になりますよね。
その返事はこのように書かれていました。(一部を抜粋して記載しています。)
「じつはね、ヴァージニア、サンタクロースはいるんだ。愛とか思いやりとかいたわりとかがちゃんとあるように、サンタクロースもちゃんといるし、そういうものがあふれているおかげで、ひとのまいにちは、いやされたりうるおったりする。」
「そもそもサンタクロースはひとの目に見えないものだし、それでサンタクロースがいないってことにもならない。ほんとのほんとうっていうのは、子どもにも大人にも、だれの目にも見えないものなんだよ。」
このニューヨーク・サン新聞の心温まる愛に溢れた物語は「サンタクロースっているんでしょうか?」というタイトルの絵本として出版されました。
日本でも読むことのできるロングセラーの絵本となっています。
また後日談ですが、当時8歳の女の子だったヴァージニア・オハンロンはニューヨークで学校の先生になり、47年間子供達を教え続けたそうです。
実際に掲載された社説をもとに全文日本語訳がされているサイトを載せておきますので、ぜひご覧ください。
https://www.alz.jp/221b/aozora/there_is_a_santa_claus.html
・ソリを引いているトナカイには名前がある!?
サンタクロースが乗っているソリを引いてることで有名なトナカイ。
このソリを引いているトナカイは現在は全部で9頭いると言われています。
そこで9頭の名前と性格も合わせて順番に紹介していきます。
【ルドルフ】:人助けが好きで少しシャイな性格
【ダッシャー】:突進することが得意で速く走るのが得意で競争好きの性格
【ダンサー】:軽やかで優雅に動くのが得意で明るい性格
【プランサー】:活発でエネルギッシュな性格をしている
【ヴィクセン】:魅力的でセクシーのため周囲を惹きつける、おしゃべりな性格
【コメット】:彗星のように速く俊足の体を持っているクールな性格
【キューピッド】:ハンサムで愛情深い性格
【ドナー】:雷鳴を意味し、大きな足音で突き進む勇敢な性格
【ブリッツェン】:稲妻を意味し、素早さと敏捷性を持ち合わせており、寒がりな性格
それぞれに個性があってとても楽しそうな空間ですね!
☆豆知識
先頭を走っているルドルフは日本でも有名なクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」にも登場するあのトナカイです!
人々によく知られているルドルフは実は一番最後に加わったトナカイでした。
まとめ
これから先もずっとずっと語り継がれてほしいお話だなと思います。
子供だけでなく大人になってもワクワクさせられるような物語が世界中で生まれていると思うととても愛おしくなりますね。
この記事を読んでくださっているあなたにもたくさんの幸せで溢れることを願っております。
最後までご覧いただきありがとうございました。